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ファブラボ品川も出展した日本科学未来館メディアラボ第21期展示「ぴったりファクトリ」が終了しました。

revised: 2019 / 09 / 02

2019年5月16日(木)~9月1日(日)の期間、日本科学未来館で開催されたメディアラボ第21期展示「ぴったりファクトリ」が無事に終了しました。
ファブラボ品川も3Dプリンタで自助具を作成する活動を紹介するコーナーを担当しました。
機能別に紹介するパネルを製作しました。
館のご担当者によると、会期中の同展への入場者数は13万人!だったそうです。にわかに想像できないくらいたくさんの、しかも世界中から来られた方々にこの活動をご覧いただけたようです。

また「メイカソン」や、そこでうまれたプロダクト/サービスを評価、リミックスする「リ・デザインカフェ」というプロジェクトの成果を逐次展示に反映していく試みも、一度きりの訪問では全く気づかれることがなかったかもしれませんが、当初の目的を果たせたように思います。
展示内容何度かアップデートすることができました。

これからもより多くの方々に活動を知っていただけるよう、つくったものをきちんと伝えていくことに努めてまいります。


会期中に開催されたワークショップ

会期中には展示コーナーのすぐ近くの工房にてワークショップも開催されました。
ワークショップの構成上、たくさんの方に体験いただくことは難しかったのですが、午後の数時間で150人を超える皆様にご見学いただきました。ご参加いただいた方々には実際にその場で3Dモデリングを体験してもらい、作成したデータをその場で3Dプリンタで出力し、お持ち帰りいただきました。海外からのお客様がご自分たちで東京土産をつくられていたのが印象深いです。

Miraikan Shop での自助具販売

会期の途中からはミュージアムショップで自助具を販売する、という得難い経験もしました。
Miraikan Shop の方からのご報告では:
・福祉施設団体のお客様が「ストローホルダー(3個入)」をまとめて5点お買い上げ。施設の皆様でご使用されるとのこと。ペットボトルでストローを使用する際、くるくる回ってしまい飲みづらいのでテープで固定していたとのこと
・ストローホルダーは固定される上にカラフルなので、見た目も可愛く楽しく使用出来そう
・海外のお客様(10名)が「箸の自助具」をご購入。箸の使い方が慣れないので、自助具を使用してみたい。小型なので持ち運びも便利
・デザイングッズが好きなお客様。デザインが素敵で、アイデアが素晴らしい

といったご意見をいただいていたようです。
未来館のinstagramでも、紹介されました。https://www.instagram.com/p/B0pNdh9j8ra/

おかげさまでこの展示を機に自助具紹介パネルのフォーマットが決まり、伝えるための道具が揃いつつあります。

参考:メディアでの掲載